里帰り・2
ナワちゃんがお仕事終わりにわざわざ来てくれた~。【Day2の23時】
いっつもだけど。
久しぶりに会ったナワちゃんは、庭師として黒光りは変わらずだったけど、いつの間にか株式会社の代表となり、社員も7人になってテンテコ舞だって。
イマユもナワちゃんも、私が副店長をしてたバー『Ajitoあじと』のお客さん。二十歳頃からの知り合いなので、かれこれ20年近い付き合いだ。
そりゃ気心知れたもんだと納得したけど、ナワちゃんが突然庭師になった経緯にビックリ。
当時の店長を幻のドロ温泉小湯沼に連れて行った時に、スコップを持っていってドロを掘って温泉を作っていたら、『ナワちゃん庭師に向いてるんじゃない』の一言で決めたらしい。
何がきっかけで人生変わるかわかんないね~って話。
ナワちゃんの仕事用ミニバンに乗りながらそんなこんな話している内に、とっくに札幌を出ていた。
そう、ナワちゃんに会うといつも温泉に連れて行ってくれる。
今回は時間も時間なので、24時までやっているお気に入りの温泉も間に合わないし、あきらめていたんだけど、ナワちゃんは絶好調に暗闇を突き進む。
まあ任せておこうとひたすらいろんな話をする。オバケ話でイマユを怒らせてみたり。
で、どこまで来たかっていうと
途中ナワちゃんのお食事の為、ガストに寄ったりしたから、到着したのは2時amくらいかな。
よく仕事終り(夜中~明け方)にみんなで温泉に行った。
無料と付く温泉はもちろん、夜中に忍び込んでみたり、なかなかやんちゃに温泉を楽しんだものだ。
今回はその懐かしい温泉のうちの一つ『おサルの湯』。
遠いからたまにしか来なかったけど、小さな温泉町に流れる川べりを軽く掘ってある無料温泉。
真っ暗なのを良いことにみんなで入りました。
涼しかったのでほんとに気持ちよく浸かりました。
小一時間で空が明るんできたので帰路へ。
来る途中もそうだったけど、ずっと霧の中(雲の中?)。
ちょっと寄り道。
去年ナワちゃんがよくカブトムシを採りに来たという木を探しに道なき道を進む。
こういうこと昔もよくしたね~って話。
昔は興味なかった緑たち。
「コレ何?あれ何?」って質問にナワちゃんが答えてくれる。さすが庭師。
ミズナラ、トド松、何もみじだっけ?
そんなこんなでお客さん。
「しゃっこいと思ったら!」(※つめたいと思ったら!)
来る時真っ暗で見えなかった支笏湖。
札幌から一番来易い湖。
チップ釣りの小船がちらほら。
バイカル湖に匹敵する透明度なのだそうで。
何度も来てるはずなのに、こんなにきれいなのは知らなかった~。
支笏湖は日本で2番目に水深が深く、一度沈んだら浮かんでこないと言われてて、『死骨湖』って言われる事もあるんだよね~。って話をイマユにしたら怒られた。
キャンプサイトにて休憩。
ナワちゃんが疲労困憊のため小1時間仮眠をとってもらうことにした。
雲が晴れて来た。
ナワ号。
なんとかナワちゃんを起こして、朝8時に実家着。
ホント、いろいろありがとうね~。がんばれ~。
Day3 ?
なんとなく眠れずにボーっとしてたら、母にばあちゃんの老人ホームへ誘われた。
帰ってきてから寝ようと出発。
あまりの久しぶりに、ばあちゃんは「どちらさんですか?」って。
30秒ぐらい考えてから「アレッ!」って10秒ぐらい固まったあとにしばらく泣きながら抱き着いて離れませんでした。
おもしろかった~。
ばあちゃんと父さんに会ってから、近くの農家の無人野菜販売所にて野菜ゲット!
とうきびはまだ時期が早いだとかで出会えなかったけど、ブロッコリー一株塩茹でして食べたった!!!
いっつも言ってるけど、バンコクの野菜(特にブロッコリーとキャベツ)はまずい。
おいしくない水の味がする~。
ちなみに、小石は支笏湖で拾った軽石。
なんとか落ち着いて眠りに着いたら兄ちゃんが帰ってきてて、ジンギスカンパーティが繰り広げられていた。
今どきのジンギスカンはとりあえず生で、塩こしょうで食べても臭くない!
とにかくおいしかった!
胸焼けしたけど・・・。
つづく。