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〇●ワンシャカブログ●〇

2009年から旅に出て、タイに辿り着いたのは2011年2月1日。 出身は札幌市。 行ってみたい場所を選ぶ事が難しかったので、当時一番安い国外行き航空券を探したところLA,USAであった。 思えば、子供のころから自分の事に関して漠然としているな。 漠然と海外に憧れ、海外への旅を決定した時も、そして今もいつでも漠然としている。 いつでも、自分の感覚だけをたよりに生きてきた結果、こうなったという軌跡を、タイに来てめぐり合った相方ワンシャカさんを参考にして綴ってみようと思った。

The reason that I have arrived in Thailand① ネパール カラパニ

タイに来る前はネパールに居た。

 

インドで出会ったネパール人の実家へ行く事になった。

ネパールに行きたいといったら『うち来る?』という流れのままに行く事にしてみた。

ただ、ネパールのドコなのか、スマホもなく、地図も読めないネパール人に聞いてもムダなので、ただただ着いていく事になったので、未だに自分がドコへ行ったのかわからない。

唯一わかっているのは村の名前。

『カラパニ』

'黒い水’という意味だそうだ。

 

何はともあれ、デリーのネパール人用バカでかいバスターミナルを出発。ご他聞にもれず満席、荷物も人間も動物も一緒くたで、もちろんバスの上に乗ることもある。暑かったり寒かったりなので、交代で荷台に乗る。もちろん私も乗った。時には床で寝た。

12時間後小さなイミグレーションに着いた。

外国人など居ない。

入国出来るかどうか、何の情報も無いままパスポートにいつの間にかシールが張られていた。90日の滞在が可能と書かれている。あとで調べたところ、スタンプでネパールの一番西側国境であったと思われる。

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そこでもちろん終わらない。

そこからさらにバスで12時間。道が悪いのでどのぐらい進んだか検討もつかない。

朝方明るくなる前に辿り着いたバスターミナル的なところで、乗り合いの車に乗る予定だったようだが、雨季で崖が崩れまくってて車はムリ、歩くぞとのこと。

「どのくらい?」との質問には答えは無い。

ココまで来て歩かないとも言えないので日の出を待たずに出発。

 

なんというか、砂利道というか、道なき道を歩く。途中に休憩所的な小屋でご飯を作ってくれる場所が何箇所もあるが、そこで売っている食べ物もおかしも飲み物も、生活必需品なども、みんな担いで歩いて登る。

なので、ネパール人達は大体荷物を担いでいるが、少なくても50kg以上の荷物を担いでいる。しかもほとんどがゴムサンダルor裸足だったりする。

どう考えてもたくましい。

 

半日以上歩いたが、目的地はあの山の向こうと指を指す。

何度も『大丈夫か?』と、声をかけてもらい、「大丈夫でない」と言ったらどうなるのかと考えながら歩いていたが、さすがに昼過ぎぐらいから大丈夫でなくなって来たため、その旨をやむなく伝えると、なんといきなりおんぶしてくれた。

「!!!」

担いでる荷物より軽いとヒョイヒョイ登る。

悪いと思いつつもなんとたくましいことかと感心した。

登ると書いているが、山道は登りもあれば下りもある。

 

夕暮れが近くなり、早くしないと足元が見えなくなるという頃に最後の谷間を下る。

吊り橋を渡ってその向こう側の山を登りきった所が村だと言う。

脚はガクガクであったが、最後は自分で登った。

普通ならそんな心配は必要ない時間帯に到着するようだが、自分のせいでギリギリ間に合ったといったところ。

 

実はこの時まで撮った写真は全部消えた。

保存していたパソコンが壊れた。タイでデータ抽出を試みたがお手上げであった。

山の上からの景色、一切合財消えた。

でも、ネパール人が勝手に取った友人の結婚式の写真がかろうじて残っていたので、少し載せてみる。何を考えて撮ったのかわからないので、とても解りづらいものだが、貴重な写真だ。

 

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嫁入り行列? 

道中こんな道のりばかり。崖崩れでグチャグチャな道とか。

 

 

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お嫁さん。

小さな集落が点々とあり、許婚制度を採っているようだ。

よく知らない集落へ嫁入りなので、複雑な心境らしい。

うしろに段々畑が見えるだろうか?

 

 

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家の中。

結婚式に集まった人達でギュウギュウ。

壁は水牛のウンコで毎朝塗り清められる。

そう、このウンコ。

ココに滞在している間、終始体が痒かった。

おそらくこのウンコのせいではないかと思っている。

村人達は、プラスチックだろうがゴミを燃やす。処理方法はそれしか無い。

でも、毎朝家の周り、家の中を掃き、ウンコで歩くところ修復する。

何がキレイで何が汚いのか、その概念はそこで崩れた。